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アフターピルについて
アフターピル(緊急避妊薬)は、避妊をせずに性交した場合や、コンドームが破れるなど避妊に失敗した場合に用いるお薬です。性交後72時間以内または120時間以内に飲むことで、妊娠の可能性を下げます。
アフターピルは緊急時のためのお薬です。普段の避妊には低用量ピルなど、継続的な方法をご検討ください。
アフターピルの種類
「避妊率」は、時期にかかわらずアフターピルを飲んだ方のうち妊娠しなかった方の割合、「妊娠阻止率」は、排卵日付近の妊娠しやすい時期の性交で妊娠を防げた割合を指します。
| 種類 | 飲み方 | 報告されている避妊率/妊娠阻止率 |
|---|---|---|
| レボノルゲストレル (ノルレボ) |
72時間以内に1回1錠 | 約98.9%/約85% |
| エラワン(ellaOne) | 120時間以内に1回1錠 | 約98.2〜98.6%/約62〜85% |
| プラノバール(ヤッペ法) | 1回2錠、12時間後にもう2錠 | 約96.8%/約57% |
いずれもできるだけ早く飲むほど効果が高いとされています。なお、避妊率は100%ではありません。服用後に生理が来ない場合や不安が続く場合は、医療機関にご相談ください。
※ 数値の出典:日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」/WHO 比較試験(Lancet 1998;352:428-33)/Glasier A, et al.(Lancet 2010;375:555-62)。
※ あらわれ方や効果には個人差があります。気になる症状があるときは医師にご相談ください。
レボノルゲストレル
黄体ホルモン(レボノルゲストレル)を飲む方法です。ヤッペ法に比べて緊急避妊の効果が高く、安全性にも優れているとされています。服用後の吐き気は比較的少ないとされています。
エラワン(ellaOne)
ウリプリスタル酢酸塩を飲む方法で、120時間以内でも効果が期待できるお薬です。排卵の直前であっても排卵を遅らせたり抑えたりできる点が、レボノルゲストレルとの違いです。
未承認医薬品に関する表示
- 未承認である旨:エラワン(ellaOne)は、日本国内で薬機法上の承認を受けていない医薬品です。
- 入手経路:提携医療機関の医師が、医師個人輸入の正規手続きにより入手しています(参考:厚生労働省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」)。
- 国内承認医薬品の有無:同一の有効成分(ウリプリスタル酢酸塩)を含む国内承認医薬品はありません。緊急避妊薬としては、レボノルゲストレル製剤が国内で承認されています。
- 諸外国での安全性情報:欧州(EMA)および米国(FDA)で緊急避妊薬として承認されています。重大な副作用の報告は、国内承認薬と同程度とされています。
※ 個人輸入された医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
プラノバール(ヤッペ法)
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤を飲む方法です。1回2錠を飲み、12時間後にもう2錠を飲みます(処方数は4錠)。副作用として吐き気が出ることがあります。緊急避妊法の指針では、レボノルゲストレル製剤など他の方法が使用できない場合の選択肢として位置づけられています。
服用後に気をつけたいこと
- 飲んだあと、多くの方は生理の予定日ごろに生理のような出血があります。出血が来るまでは性交渉を控えてください。
- レボノルゲストレル・プラノバールは服用後2時間以内、エラワンは3時間以内に嘔吐した場合、もう一度飲む必要があります。
- 次の生理が早くなったり遅くなったりすることがあります。
- 下腹部に痛みがある場合、異所性妊娠の可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください。
- 次の生理が1週間以上遅れているとき、いつもより経血量が少ないとき、生理痛とは違う強い痛みがあるときは、妊娠検査薬をご使用ください。
- エラワンに含まれるウリプリスタル酢酸塩は母乳に移行します。服用から7日以内の授乳はおすすめできません。
避妊に失敗したあと妊娠が続いた場合でも、胎児への悪影響はないと報告されています。
お薬の種類や料金はアフターピルのページと料金一覧でご確認ください。
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